虫歯は虫歯菌が出す酸によって引き起こされます。この酸は虫歯菌が糖分を代謝する際に出すものです。酸が継続的に歯を溶かすことで、唾液による歯の修復が間に合わなくなります。それによって、虫歯が進行してしまうのです。

虫歯を防ぐには、糖分をこまめに摂取しないことと、唾液が口腔内を満たす時間を作ることが大切です。小さいお子さまの場合は、おやつの制限や仕上げ磨きなど、大人による管理が必要です。「乳歯はどうせ抜けるから虫歯になってもいい」とお考えの親御さまもいらっしゃいますが、それは誤りです。なぜなら、重度の虫歯はその後生えてくる永久歯にも影響を与えることがあるためです。

当院では、長く持たせるにはどのような治療方法があるのか、お一人おひとりに合った治療方法を考え、ご提案しています。患者さまとしっかりコミュニケーションをとり、ご希望やお悩みに添ったご提案ができるように努めています。

当院では、歯科用CTにてお口の検査をした後に、しっかりと計画を立ててインプラント治療を行っています。インプラントを行う際に、歯科用CTは欠かせません。これがあれば顎の構造が立体的に診断でき、治療可能な骨の厚みがあるかどうかを診ることができます。

さらに当院では、実際に手術に入る前にシミュレーションソフトを用いて、インプラントの手術方法などを検討しています。そのシミュレーション通りに治療を進めることで、リスクの少ない、見通しの良い治療が可能となっています。

美容診療の基本的な流れは、以下の通りです。
①カウンセリング
②診断
③必要に応じて虫歯や歯周病などの治療
④ホワイトニングや歯の形成・型取りなどの治療
⑤治療完了
始めに、患者さまが抱えるお悩みや、どのようなお口元を目指したいかというご希望に関してお聞きします。その際、疑問などがありましたら遠慮なくご質問ください。治療期間や費用などについても分かりやすくお話しいたします。

その他にも、美容診療ではPMTCというクリーニングを行っています。これは歯科衛生士が清掃器具を使って、着色汚れや歯に付いた歯垢を取る処置です。歯磨きでは落としきれなかった汚れが取れ、歯面がツルツルになります。

PMTCのようなクリーニングを繰り返すと、徐々に汚れが付きにくい滑らかな歯面になっていきます。着色もある程度は落とすことができるため、ホワイトニングの照射のように知覚過敏を伴うおそれもなく、歯を自然な色にする作用も期待できます。

歯並びを正す矯正治療は、成人でも可能ですが、子どものうちに行うことが適しています。子どものうちであれば、顎が成長途中であるため、顎の骨を広げて歯が並ぶスペースを作り出せる可能性が高いからです。

また、幼い頃であれば、悪い噛み合わせや口呼吸、悪い舌癖、顎の過度の成長などを正す治療が受けられます。若いうちにこれらの機能を正すことで、成長期にバランスが良いお顔に成長していくことを望めます。